記述式試験では空欄を無くそう!
みなさん、こんにちは。高3生の受験シーズンがひと段落し、新高3生が来年の受験に向けて動き出す時期になりました。今回は、国公立二次試験や私大入試に関連して、記述式試験や模試における「空欄をなくすこと」の重要性についてお話しします。
なぜ空欄をなくすことが重要なのでしょうか。それは、部分点を獲得できる可能性があるからです。
ここでいう「部分点」とは、解答が完全でなくても、一部に正しい内容が含まれている場合に与えられる得点のことを指します。
記述式試験はマーク式とは異なり、自分で解答を組み立てる必要があります。そのため、すべてを完璧に解き切るのは簡単ではありません。しかし、だからといって分からない問題を空欄のままにしてしまうのは非常にもったいないことです。採点基準にもよりますが、例えば数学や理科では、解答の方針を書くだけで得点がもらえることがあります。また、途中で行き詰まった場合でも、その部分を省略し、分かるところから先を書けば、その分の点数が与えられることもあります。こうした数点が、入試の合否を分けることも珍しくありません。
私自身、国公立の二次試験でそれを実感しました。詳細は省きますが、物理のある問題で、問題文中で定義された文字や式だけを用いて解答しなければならない場面がありました。しかし、その問題では、よく使われる定数Aが問題文中で定義されておらず、別の形で表し直す必要がありました。
ところが私は、その表し方が分からなかったものの、空欄を無くすために、本来であれば使うべきではない「未定義の定数A」をそのまま用いて解答しました。正しい書き方とは言えない解答でしたが、結果として部分点が与えられました。私は最終的に合格最低点よりプラス4.5点で合格したため、この部分点がなければ不合格だったと思います。
この結果を知ったとき、「無理にでも書いておいてよかった」と心から思いました。
空欄を埋めることで得られる部分点は、模試の偏差値や本番の結果に影響する可能性があります。今後、記述式の試験を受ける際には、「とにかく空欄をつくらない」という意識をぜひ大切にしてみてください。



